2017年10月20日金曜日

米国株式は最近好調なNYダウ投信にしぼってもいい?S&P500連動型は直近では先進国株式と同成績?

分散の度合いが低いと値動きが暴れ馬のようになる?
分散の度合いが低いと値動きが暴れ馬のようになる?

先進国株式インデックスファンドを運用の中心にしているのですが、NYダウやS&P500指数に連動する米国株式インデックスファンドも保有しています。

最近、S&P500指数に連動する投信の値動きが先進国株式インデックスファンドとそれほど変わらない気がしていて、米国株式はいっそNYダウにしぼってもいいのか悩んでいます

NYダウ、S&P500、先進国株式、それぞれのファンドの運用実績と特徴を簡単にまとめながら、NYダウ投資の是非について考えてみました。

『iFree NYダウ・インデックス』はまだ運用期間が短いので、比較の対象は下の3つです。

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン』(NYダウ)
i-mizuho米国株式インデックス』(S&P500指数)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』(先進国株式)

ファンドの特徴

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン』は、ボーイング、ゴールドマン・サックス・グループ、3Mなど米国を代表する主要30銘柄を対象としたダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)(円換算ベース)に連動する投資成果をめざすファンドです。

NYダウ採用銘柄 2017年9月末
NYダウ採用銘柄 2017年9月末

i-mizuho米国株式インデックス』は、米国株式市場の時価総額のうち8割近くを占める大型株約500銘柄を対象としたS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざすファンドです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は、日本を除く主要先進国の株式を対象にしたMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざすファンドです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの国・地域別組入比率
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
国・地域別組入比率 2017年10月20日

組入上位10銘柄

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン、i-mizuho米国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの組入上位10銘柄
2017年9月末 月報より

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』は国・地域別組入比率でアメリカが64.5%を占めることもあり、組入上位10銘柄『i-mizuho米国株式インデックス』と似たような顔ぶれになっていますね。ネスレ(スイス)以外はアメリカ企業です。

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン』は組入銘柄が30と少ないこともあり1銘柄当たりの比率が高めです(上位10銘柄の合計は52.6%)。

100万円を投資していた場合、もし上位3銘柄が倒産したら、単純計算で20万8千円の赤字ですね。

同じ条件で『i-mizuho米国株式インデックス』なら8万3千円の赤字、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』なら5万円の赤字です。

まあ、さすがに極端すぎる想定ですが、分散の度合いが低いと1銘柄当たりの影響が大きくなって値動きが荒くなりそうなのは想像できますよね。

ファンドの成績比較

SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン、i-mizuho米国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの成績比較表
2017年10月19日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、ネット証券など無料の場合もあります。

過去3年の騰落率では『SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン』も『i-mizuho米国株式インデックス』も、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』を上回っています。

過去1年の騰落率では『i-mizuho米国株式インデックス』は『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』と同じような成績に落ち着いています。

まとめ

今は株式市場が好調なので少数精鋭の『SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン』は他を上回る成績になっていますが、反落した時のことを考えると分散の度合いの低さはやはり気がかりでしょうか。

NYダウは実績のある銘柄で構成されている反面、指数に採用される頃には全盛期は過ぎているのではという懐疑的な見方もあるようです。またNYダウは30銘柄の株価平均を使って算出される仕組みのため、グーグルのように株価の極端に高い銘柄は実績に優れていても採用が難しいなどの欠点も指摘されています。

最近、米国の大型株から成長性の高さが期待される小型株まで幅広くカバーする『楽天・全米株式インデックス・ファンド』という第三の選択肢も登場して、米国株式インデックスファンド選びにますます悩むことになりそうです。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』出足の成績は全敗!?iFreeS&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較

こぼれ話
先進国株式インデックスファンドの代わりに世界経済の中心である米国の株式に集中して投資したいというニーズも根強いようです。

組入銘柄数が30銘柄と少ないNYダウに連動するファンドよりもS&P500指数に連動するファンドのほうが投資先が幅広く分散されていて安心感があるかもしれませんね。

2017年8月31日に設定された『iFree S&P500インデックス』の信託報酬は年率で税抜0.225%と、既存の『i-mizuho米国株式インデックス』(税抜0.57%)の半分以下の水準になっています。

『iFree S&P500インデックス』をNYダウや米国配当貴族等の投信と比較 楽天・全米株式も気になる?

ちなみに2018年から始まる「つみたてNISA」ではS&P500指数は対象指数に選ばれていますがNYダウは対象外です。

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2017年10月19日木曜日

『ひふみ投信』運用資産が急増し米国以外の外国株にも投資へ 特徴や成績をインデックス投信と比較

『ひふみ投信』今後は米国以外の外国株にも投資?
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ひふみ投信』が運用資産残高の急増にともなって外国株の比率を上げる方針との報道がありました。

今後の方針を確認するのと合わせて、直販の『ひふみ投信』や一般販売されている『ひふみプラス』の特徴とこれまでの運用成績を、日本株や外国株のインデックス投信と比較しながら簡単にまとめてみました。

2017年10月18日水曜日

つみたてNISA対象投信比較『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』『野村つみたて外国株投信』

全世界株式インデックス投信比較
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新興国も含めた世界各国の株式に手軽にまとめて投資できる楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と『野村つみたて外国株投信』の特徴を比較してみました。

2017年10月17日火曜日

米国株より好成績?つみたてNISA対象アクティブ投信『フィデリティ・欧州株・ファンド』をインデックス投信と比較

モン ・ サン ・ ミッシェル(フランス)
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ベンチマークを上回る投資成果をめざすアクティブ運用の『フィデリティ・欧州株・ファンド』の特徴と運用成績を、欧州株式、米国株式、先進国株式、それぞれのインデックスファンドと比較しながら、簡単にまとめてみました。

比較の対象は『i-mizuho欧州株式インデックス』、『i-mizuho米国株式インデックス』、『eMAXIS NYダウインデックス』、『<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド』です。

2017年10月16日月曜日

TOPIXより好成績?つみたてNISA対象アクティブ投信『年金積立 Jグロース』をひふみプラス等と比較

東京タワーと増上寺 Tokyo Tower and Zojoji Temple
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厳選投資を行っているアクティブ運用投信の『年金積立 Jグロース』(日興アセットマネジメント)の特徴や運用成績を、競合する投資信託と比べながら簡単にまとめてみました。

比較の対象は『ひふみプラス』と『eMAXIS TOPIXインデックス』です。

2017年10月15日日曜日

急落したトルコリラの比率は?新興国株式と債券のインデックス投信で確認 今週の値動きとNISA口座(171015)

今週のニュースと値動き NISAは?

気になるニュース

昨年7月にトルコで起きたクーデター未遂事件に絡み、10月8日、トルコとアメリカが相互にビザの発給を停止したと発表しました。両国の関係悪化を受け、トルコリラが急落し株と債券も下落しているとニュースになっていました。

2017年10月14日土曜日

SBI証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し安い順に並替 楽天・全世界株、全米株もあり

SBI証券「つみたてNISA取扱商品」どれを選ぶ?
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SBI証券の「つみたてNISA」対象商品のラインナップ(2017年10月11日時点)が公開されています。取扱予定の商品も含まれていて確定ではなく変更・拡充される場合があります。

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