金と債券インデックスファンド成績比較
「i-mizuhoゴールドインデックス」は金現物市場を代表する指標に連動する運用成果を目指した投資信託です。「i-mizuhoゴールドインデックス」の成績を国内債券や外国(先進国)債券と比較してみました。下の表はNISA口座で各年度の最初の日に投資した(1月最初の営業日の基準価額で約定)として、2016年10月21日現在の基準価額から計算した年度ごとの損益と通算成績をまとめたものです。2014、2015年度のNISA口座の投資枠は100万円ですが、2016年からは120万円に増額されています。
読み飛ばして構わない細かい注釈なのですが、厳密にいうと海外資産を含む投資信託の約定日はおおむね翌日です。またNISA口座は受渡日を基準に年度が決まるので、年末近くに投資するとその年の枠に含まれず翌年度の枠に入ることになります。
毎月、月末近くに積み立て日を設定している人は12月の分が翌年に回されて、その分NISAの枠が余ってしまうこともありますので要注意です。あまり意味はないかもですが、せっかちな人は逆に年末に投資すると早めに翌年度分の投資を始めることもできます。
まとめ
世界の株式市場はアメリカの利上げ観測やイギリスのEU離脱、中国経済の停滞など不安要素はありますが暴落するまでには至ってはいないという現状ですと、「i-mizuhoゴールドインデックス」は思っていたほど良くもないけれど、円高を考慮すればそれほど悪くもないという微妙な成績ですね(苦笑)。国内債券は日銀の金融緩和で債券価格が上昇していることもあって良好な成績です。債券価格が上昇した分、「eMAXIS 国内債券インデックス」の平均最終利回りは-0.02%と微マイナスになっています(2016年9月末月次レポートより)。「eMAXIS 先進国債券インデックス」は円高の影響で結構な額の赤字です。反対に為替リスクを軽減する「Funds-i 外国債券・為替ヘッジ型」は「eMAXIS 国内債券インデックス」よりさらに優秀な成績です。
もっとも今現在、好調なものが将来もずっと好調なままとは限らないので分散投資は必要かと思います。金や為替ヘッジ型にも投資しておくのか分散の範囲は人それぞれだと思うのですが、いざという時のためには安全資産である国内債券(個人向け国債や預貯金も含む)をちゃんと確保しておいたほうが当たり前の話かもしれませんがやっぱり安心ですよね。
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