トランプショック!?日経平均は一時1000円以上下落 積立投資なら途中経過は関係ないというけれど…

2016年11月9日水曜日

積立投資メモ

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日経平均が暴落!
トランプ・ショック!? 日経平均株価が暴落

トランプ大統領誕生で世界経済の先行きに警戒感?

アメリカ大統領選で共和党候補ドナルド・トランプ氏の優勢が伝えられるなか日経平均株価は一時1000円以上値下がりしました。

過激な発言で知られるトランプ氏が大統領選に勝利したことで、アジアやヨーロッパでも世界経済の先行きに対する不透明感から株式市場が値下がりしているようです。

逆に言えば円高ということもあり買いのチャンスなのかもしれないですが、お祭り気分で前のめりになりすぎると傷口を広げそうですね。

これまで積み立てしていた人にとっても平均単価を下げる機会かもしれませんが、「落ちてくるナイフはつかむな」という相場の格言もありますし、毎月の積立額を多少増やすくらいならともかく、いっぺんにまとまった金額を投じるのは怖いですよね。

淡々と積み立てを続けていくのがよさそうです。

積立投資と注意点

積立投資は少額から始められますが累計額がふくらむにつれて新たに投じた金額の影響は少なくなっていきます。

累計が5万円の時に新たに1万円投資するのと、累計が50万円の時に新たに1万円投資するのでは全体に対する比率が全然違いますよね。

ある程度、累計額が大きくなると、今みたいに値下がりしているときに毎月の積立額を少しくらい増やしても気休めにしかならないので、本当はどっしり構えてるのが一番いいのかもしれないですね。

よく言われることですが積立投資の場合、積み立てている途中ずっと含み損でも最後に換金するときに値上がりしていれば、むしろそのほうがもうけは大きくなります。

反対に相場が右肩上がりで含み益の期間が長くても、最後にドカンと値下がりしてしまうと赤字が大きくふくらんでしまいます。

相場が値下がりしているときに慌てて換金しなくてすむよう対策としては、年を取るにつれて投資信託等リスク資産の割合を減らして逆に個人向け国債や預貯金などの安全資産の割合を増やしていくことが必要です。

同じパーセントでも…


累計額が大きくなると同じパーセント動いた時でも金額が全然違ってきますよね。

一口に10%といっても10万円の時なら1万円、100万円の時なら10万円になります。リーマンショックの時、株式に投資する投資信託の基準価額は半額になりました。

10万円が半額になっても5万円の損ですみますが、100万円なら50万円の損です。

後から振り返れば5年たてば元の水準まで回復したことがわかりますが、将来のことがわかないときに冷静でいられるでしょうか。

少額から始められる積立投資でも時間がたつにつれ金額がふくらみます。

今、私のNISA口座は3年目で累計額もそれなりの大きさになっています。外貨建て資産の割合が高いこともあり円高に振れた今年は含み損状態です。

多少円安に振れて黒字になるかなと期待したら、そのたびにアメリカの統計が悪化したりブレグジットのような予想できない事件が起きて赤字が解消できずにいます(苦笑)。

今回のアメリカの大統領選の結果、株安と円高でまた含み損が大きくなるんでしょうね。

クリントン氏が優勢だった下落前のNISA口座の損益

NISA口座2016年11月9日現在

上の表は昨日の基準価額をもとにした今日のNISA口座の損益で、まだ民主党候補ヒラリー・クリントン氏が大統領になると予想されていた時点のものです。

今日の日本の株式市場と円相場が口座に反映されるのは明日の朝で、今晩の外国の株式市場が反映されるのは明後日の朝になります。

積み立てていた時期が違うので投資信託同士の成績の比較には向きません。積み立てるときの口数や計算するときの金額が四捨五入されているので多少の誤差があります。




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