株価が上昇中の今、年初から毎月積立てた株式インデックス投信とバランス型投信の騰落率の差は?

2016年12月11日日曜日

8資産均等型 国内株式 世界経済インデックスファンド 積立投資メモ 先進国株式

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NY証券取引所写真

アメリカの株価が最高値を更新したとニュースで繰り返し報道されています。日経平均株価も今年最高値を更新したそうです。

株価が上昇基調の今、株式にのみ投資するインデックスファンドと株式以外に債券やREIT(不動産投資信託)にも分散投資するバランスファンドで、騰落率にどれくらい差がついているのか確認してみました。

国内株式を対象にした「ニッセイ日経225インデックスファンド」と、日本をのぞく先進国株式を対象にした「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、それからバランスファンドの「世界経済インデックスファンド」と「eMAXISバランス(8資産均等型)」をそれぞれ毎月、月初に積み立てた(最初の営業日に約定した)場合の損益を表にまとめてみました。

NISA(少額投資非課税制度)の枠が年間120万円なので毎月10万円ずつ積み立てたと仮定して、2016年12月9日の基準価額をもとに損益を計算しています。

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バランスファンドの資産配分

世界経済インデックスファンド」の資産配分は国内株式が5%、先進国株式が27.5%、新興国株式が17.5%、国内債券が5%、先進国債券が27.5%、新興国債券が17.5%となっています。株式の比率は全体の50%です。

eMAXISバランス(8資産均等型)」の資産配分は国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT(不動産投資信託)、先進国REITそれぞれ12.5%ずつの均等配分です。株式の比率は全体の37.5%です。

株式インデックスファンドとバランスファンド成績くらべ


まとめ

今年の初めから毎月、月初に10万円ずつ積み立てたとしたら2016年12月9日現在、「ニッセイ日経225インデックスファンド」は120万円の投資額に対して157,561円の黒字です。

同じ条件で「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の場合は、133,482円の黒字です。

世界経済インデックスファンド」の場合は、76,267円の黒字です。

eMAXISバランス(8資産均等型)」の場合は、63,077円の黒字です。

ニッセイ日経225インデックスファンド」と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を年初から毎月5万円ずつ積み立てた場合、2016年12月9日現在、120万円の投資額に対して145,521円の黒字です。

世界経済インデックスファンド」とくらべて、69,254円プラスになっています。

eMAXISバランス(8資産均等型)」とくらべた場合、82,444円プラスです。

今は株式相場が好調なので株式インデックスファンドのほうがバランスファンドより基準価額の騰落率で上回っています。

とはいえ株価がずっと上昇を続けることはあり得ないので、前のめりになりすぎないようバランスファンドで分散投資を続けるのも決して悪い選択ではないと思います。




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