年初から毎月積立 ひふみプラスほかアクティブファンドとインデックス型投資信託の成績の勝敗は?

2016年12月14日水曜日

ジェイリバイブ ひふみ 国内株式 積立投資メモ

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東京証券取引所写真


日米の株式市場の好調さがニュースになっている今、インデックスファンドよりも好成績を目指すアクディブファンドの実績はどんなものなのか、主に国内株式を対象にした投資信託について調べてみました。

NISA(少額投資非課税制度)の枠が年間120万円なので毎月10万円ずつ積み立てた(月初の営業日に約定した)と仮定して、2016年12月13日の基準価額をもとに損益を計算しています。

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ファンドの特徴

ひふみプラス」は長期的な将来価値に対して、市場価値が割安と考えられる成長企業に投資するそうです。株価の下落リスクが高まっている時や、株価水準から魅力的な銘柄が無いような時には株式の組入比率を最大で50%強まで引き下げます。

直販のひふみ投信と同じマザーファンドを通じて運用されています。信託報酬(年率)は純資産総額500億円まで税抜0.98%500億円を超える部分税抜き0.88%1,000億円を超える部分税抜0.78%となっています。換金時の手数料(信託財産留保額)はありません。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」は、株価が下落した銘柄から財務安定性に優れ、業績も安定しており、わが国の経済社会に貢献すると考えられる企業の株式に厳選投資するそうです。

信託報酬(年率)は税抜1.68%で、換金時に0.3%の手数料(信託財産留保額)がかかります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」はTOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドです。

信託報酬(年率)は2016年11月18日より従来の税抜0.29%から税抜0.18%に引き下げられました。

投資信託成績

アクティブファンドとインデックスファンド成績表

まとめ

今年の初めから毎月、月初に10万円ずつ積み立てたとしたら2016年12月13日現在、「ひふみプラス」は、120万円の投資額に対して71,544円の黒字(損益率は約+5.96%)です。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」の場合は、90,768円の黒字(損益率は約+7.56%)です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」の場合は、171,683円の黒字(損益率は約+14.31%)です。積み立て途中の基準価額の落ち込みの大きさが、その後の急回復もあって、逆に黒字に貢献しているようです。

この期間ではインデックスファンドのほうが優秀な成績でした。インデックスファンドを上回る成績をめざすアクティブファンドでも常勝とはいかないようです。




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