トランプ発言で一時1ドル112円台の円高に インデックスファンドの積立投資なら株安が待ち遠しい?

2017年1月18日水曜日

積立投資メモ

t f B! P L
足踏み中写真
株価も足踏み中?

17日、トランプ次期大統領がウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで中国が為替操作をしていると批判しドル高への警戒感を示したことから、円相場が一時1ドル112円台まで値上がりしました。

日米ともトランプ相場で上昇していた株価が足踏み状態のようですね。じりじりと値を下げているものの、本格的な調整にまでは至っていない感じでしょうか。

楽天Kobo3000万円をつくる投資信託術 サラリーマンのためのインデックス投資入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
Amazon Kindle忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術【電子書籍】[ カン チュンド ]

インデックスファンド基準価額の昨年末比

インデックスファンド基準価額の昨年末比

解約するのがまだまだ先であれば、積立投資の途中で株安や円高などで投資信託の基準価額が低迷するのは、購入単価の引き下げにつながるのでむしろ歓迎すべきことかもしれませんね。とはいえ昨年末比だと、それほど大きく値下がりしているわけではないようです。「eMAXIS 新興国株式インデックス」や「iFree 新興国株式インデックス」は逆に上昇しています。

「たわらノーロード 先進国株式」や「iFree NYダウ・インデックス」の現在の基準価額を今年の最高値である1月4日と比較すると、それぞれ-3.17%と-4.57%となっているので、もう少しマイナス幅が大きくなりますけれども。「iFree NYダウ・インデックス」のほうが下落率が大きいのはアメリカの大統領選後に期待先行で上がりすぎた反動かもしれません。

「世界経済インデックスファンド」や「eMAXIS バランス(8資産均等型)」、「iFree 8資産バランス」も若干値下がりしていますがバランスファンドなので、「たわらノーロード 先進国株式」や「iFree NYダウ・インデックス」にくらべれば、いくぶん値動きが穏やかなようです。

まとめ

今年からインデックスファンドの積立投資を始めた方がいたとしたら、年明けから値下がり傾向で不安になっているかもしれませんね。ちなみに去年の年初はチャイナショックでもっと悲惨でした(苦笑)。

先の予想はできませんが日米ともすでに株価は割高ともいわれていますし、アメリカの追加利上げが重なるといずれ大きく調整する場面もあるでしょうね。数年単位で低迷が続くと途中で嫌になってしまうかもしれません。

ですが景気は循環するものですし、100年に一度の経済危機といわれたリーマンショックで暴落した先進国株式インデックスファンドも元の水準を回復するだけでなく、今はそこからさらに基準価額が大きく上昇していることを知れば、多少なりとも勇気づけられるでしょうか。




関連記事
積立投資は赤字のほうがうまくいく?波乱の相場で赤字続きだった2016年NISAの積立投資を振り返る
リーマンショック時の株式インデックスファンドとバランスファンドの下落率くらべ
NISA口座が先週末比マイナス10万円 トランプ相場からもう降りる?むしろ投資のチャンス?

楽天Kobo一番やさしい!一番くわしい! はじめての「投資信託」入門【電子書籍】[ 竹川美奈子 ]
Amazon Kindleはじめての積立て投資1年生 月1万円からコツコツはじめて増やせるしくみがわかる本【電子書籍】[ 竹内弘樹 ]

にほんブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
にほんブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
にほんブログ村 家計管理・貯蓄
家計管理・貯蓄が話題のブログのリンク集
NISA 人気ブログランキング
NISA(少額投資非課税制度)が話題のブログ人気ランキング

注目の記事

銀行こわい…未利用口座の管理手数料に加え繰越時の通帳発行手数料まで/全世界株(オルカン)、先進国株、国内株、米国株(S&P500)、新興国株 各インデックスファンドの成績 

主だった インデックスファンドの2024年2月末時点の成績 を確認してみました。 ところでネット証券やネット銀行の隆盛で、地元の銀行とご無沙汰していたら「未利用口座管理手数料引き落としのお知らせ」なるハガキを受け取ってしまいました。翌々月末までに取引がないと口座管...

よく読まれている人気記事

QooQ