トランプ相場の賞味期限は?今週の気になるニュースとインデックスファンドの値動き(170121)

2017年1月21日土曜日

週末まとめ

t f B! P L
「今週のニュースと値動き」写真

気になるニュース

今週の大きなニュースは、やはりアメリカのトランプ新大統領の就任イギリスの首相がEU単一市場からの撤退を表明したことでしょうか。

どちらのニュースも日本経済への影響が心配されますよね。「米国第一主義」による保護貿易主義は長い目で見た場合、アメリカ自身にとっても輸入価格の上昇によるインフレや他国との貿易戦争などデメリットが大きいと言われていますけれども。

イギリスはこれまでのところ景気は悪化しておらずポンド安に助けられて製造業は好調で株価も上昇しているそうです。とはいえEUからの離脱が具体化するにつれ拠点をイギリスから移す企業も出てくるでしょうし紆余曲折はあるでしょうね。

ちなみに先進国株式インデックスファンドである「たわらノーロード 先進国株式」の月報を見ると、国・地域別構成比でアメリカとイギリスの占める比率はそれぞれ62.69%と6.87%となっています(2016年12月末)。

インデックスファンドの値動き

たわらノーロード日経225・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・国内リート・先進国リート、eMAXIS新興国債券インデックス、iFreeNYダウ・インデックス、i-mizuho米国株式インデックスファンド、SMT米国株配当貴族インデックス・オープン、iFree8資産バランス
基準価額の騰落率は2017年1月20日現在の数字

先週末比では、「たわらノーロード 先進国株式」と「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」をのぞき、ほとんどのインデックスファンドの騰落率がマイナスでした。昨年末比だと、「たわらノーロード 新興国株式」が健闘しています。

アメリカの大統領就任式の後は材料出尽くしで相場が崩れるのでは、とささやかれていましたが、来週はどうなるでしょうか?

テレビの「マーケット・アナライズplus+」では、米国高配当株ETFに資金流入が続いていているものの、長期金利が十分に高くなって債券に乗り換える人が出てきて資金流出に転じたら、そこが相場の転換点になるだろうとそんな話も出ていましたが、果てして?




関連記事
米国TPP離脱 輸入品に高関税?今週の気になるニュースとインデックスファンドの値動き(170128)

楽天Koboイギリス解体、EU崩落、ロシア台頭EU離脱の深層を読む【電子書籍】[ 岡部伸 ]
Amazon Kindle米中もし戦わば 戦争の地政学【電子書籍】[ ピーター・ナヴァロ ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログのリンク集
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログのリンク集
ブログ村 家計管理・貯蓄
家計管理・貯蓄が話題のブログのリンク集
NISA 人気ブログランキング
NISAが話題のブログ人気ランキング

注目の記事

auカブコム証券 投信クレカ積立1%還元(月10万まで)SBI証券と比べた場合のメリット・デメリット/全世界株(オルカン)、先進国株、国内株、米国株(S&P500)、新興国株 各インデックスファンドの成績

3月8日に「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正されて、クレジットカード決済で投資信託を積み立てる際の上限金額が月5万円から10万円に拡大されることになりました。 新NISA口座を開設したauカブコム証券と旧NISAで投信の保有を続けているSBI証券の一般ク...

よく読まれている人気記事

QooQ