好調な投資信託への積立額を増やしていいものか悩む ひふみとSBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ

2017年5月30日火曜日

iDeCo ジェイリバイブ ひふみ

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好調な投資信託への積立額を増やしていいものか悩む

2017年11月1日現在のデータに更新しました。

NISAでは先進国株式インデックスファンドとバランスファンドを組み合わせて投資しています。個人型確定拠出年金(iDeCo)では先進国株式インデックスファンドを中心に投資していましたが少額、国内株式アクティブファンドにも投資しています。

もともと先進国株式インデックスファンドと世界経済インデックスファンドを中心に投資していたので国内株式への投資割合が低く、またインデックスファンドだけでなくアクティブファンドへの投資を試してみたかったというのもあります。

幸い『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』も『ひふみ年金』も今のところ好調です。お試しではなく積立額をもう少し増やしてもいいのかなあと思いつつ、いくつかの点で悩んでいます。

アクティブファンドのコストの高さ

DCニッセイ外国株式インデックスファンド、SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>、ひふみ年金比較表
2017年11月1日現在 過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

もし仮に100万円をそれぞれ投資していたとすると、『DCニッセイ外国株式インデックス』は年間2,268円の運用管理費用(信託報酬)が掛かります。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』の場合は年間16,200円の運用管理費用が掛かります。

ひふみ年金』の場合は年間8,208円の運用管理費用が掛かります。

実際には運用管理費用のほかに諸経費もありますから、もうちょっと負担が増えます。株式を積極的に売買するアクティブファンドは株式の売買委託手数料がかさみがちです。

上記の期間ではアクティブファンドのほうが運用成績は良いものの、10年、20年、30年……と月日が積み重なった時のコストの影響を考えると悩んでしまいますよね。

相場の環境が悪くなったら?

投資先の銘柄を厳選しているアクティブファンドはインデックスファンドに比べ分散の度合いが低く、特に中小型株は投資資金の流出入にともなって上がる時も下がる時も値動きが大きくなりがちです。

『DCニッセイ外国株式インデックス』がベンチマークにしているMSCIコクサイ・インデックスは北米、欧州、アジア・オセアニア、中東の22か国1,331銘柄で構成されています(2017年9月末現在)。

2017年9月末の月報によると、『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』の場合は国内55銘柄、『ひふみ年金』の場合は国内株を中心に187銘柄にとどまります。

長期で考えた場合、少子高齢化で人口の減少が予想される日本への投資額をあまり大きく増やすのは、ためらわれますよね。

運用資金の膨らんだ『ひふみ年金』は米国株式への投資も開始しました(海外株の比率は2017年9月末現在で2.97%)。

まとめ

個人型確定拠出年金(iDeCo)での『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』と『ひふみ年金』の毎月の積立額は、お試しなのでそれぞれ千数百円とごく少額です。

国内株式への投資割合が低いこともあり、さすがにもっと増やしてもいいのかなとは思いますが、数年かけて50万円とか100万円とかある程度まとまった金額になったら、それ以上は投資金額を増やさないというのも一案でしょうか。

来月の積立額変更の締め切りまでまだ半月くらい猶予があるので、もうちょっと悩んでみようと思います(苦笑)。

追記
現在、iDeCoでは『ひふみ年金』を利確し『ジェイリバイブ』を積み立てています。先進国株式インデックスファンドは新規の買付けはしていませんが引き続き保有中です。

ただし、積み立てているのが一本だけなのはやはり不安です。米国以外の外国株にも投資先を広げるという『ひふみ年金』への積立を再開するか思案中です。

NISAでは引き続き先進国株式インデックスファンドを中心に積み立てています。

こぼれ話
『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>』と『ひふみ年金』は確定拠出年金用のファンドですが、『SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)』と『ひふみプラス』は一般販売されています。ネット証券大手のSBI証券や楽天証券で購入可能です。

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