『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の出足の成績をiFree S&P500・NYダウ、SMT米国株配当貴族等と比較

楽天・全米株式をライバルと比較
楽天・全米株式をライバルと比較

※ 記事のデータを更新しました(2018年2月10日)。

2017年9月29日に設定された『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(楽天投信投資顧問)の出足の成績を競合する米国株式インデックス投信と比較してみました。

比較の対象は『iFree S&P500インデックス』、『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』、『iFree NYダウ・インデックス』、『SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』です。

楽天・全米株式ほか特徴は?

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の動きをとらえることをめざして、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

投資対象指数は米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。

『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の投資対象指数の年間騰落率と代表的な資産クラスと騰落率比較
投資対象指数の年間騰落率(左)年間騰落率の最大・平均・最小(右)
※当ファンドの騰落率は設定前のため対象指数を用いて算出
交付目論見書4ページより引用

投資対象指数に連動する『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』が実質的な投資先です。

2017年12月末現在、同ETFは米国の大型株、中型株、小型株、合わせて3,638銘柄に投資しています。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFのセクター別構成比と上位10銘柄
2017年12月末現在

iFree S&P500インデックス』と『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』は、米国株式市場の時価総額のうち8割近くを占める大型株約500銘柄(アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど)を対象としたS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

※ プレスリリース(PDF)によると「i-mizuho」シリーズは戦略的な見直しが行われ、『i-mizuho米国株式インデックス』は『iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド』にブランド名が変更されました。

iFree NYダウ・インデックス』は、ボーイング、ゴールドマン・サックス・グループ、3Mなど米国を代表する主要30銘柄を対象としたダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン』は、25年以上連続して増配している銘柄を対象としたS&P500配当貴族指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。2017年12月末の月報によると、ブラウン・フォーマン、ホーメル・フーズ、グレインジャーなど52銘柄に投資しています。

今回取り上げた投資信託は、原則として為替リスクを回避するための為替ヘッジを行いません。信託期間はすべて無期限です。

楽天・全米株式ほか成績比較

楽天・全米株式インデックス・ファンド、iFree S&P500インデックス、iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド、iFree NYダウ・インデックス、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンの成績比較表
2018年2月9日現在
過去の実績は将来の運用成績を保証するものではありません

購入時手数料は上限の数字で販売会社によって異なり、ネット証券など無料の場合もあります。今回取り上げたファンドは解約時の信託財産留保額はありません。

米国の長期金利の上昇をきっかけに株式市場が下落しています。

設定来の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の成績は最下位ですが、過去3カ月の騰落率ではS&P500指数連動型に近い成績になっています。

まとめ

まだ運用が開始されて日が浅いので参考値ですが、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の最近の成績はS&P500指数連動型の投資信託に近づいています。

2017年12月末の月次レポートを見ると、ベンチマークからのかい離は設定来では-0.7%と大きめなものの、過去1ヵ月ではようやく僅差に落ち着きつつあるようです。

『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』ベンチマークからのかい離が大きめ?ライバルとの差は縮小中

楽天・全米株式インデックス・ファンド』は、『iFree S&P500インデックス』と同じく、金融庁が公表している「つみたてNISA対象商品届出一覧」(PDF)に入っています。

低コストで、世界経済の中心である米国の大型株から小型株まで幅広い銘柄に投資できる点が『楽天・全米株式インデックス・ファンド』の魅力でしょうね。

実績比較『楽天・全世界株式』『楽天・全米株式』バンガード社は米国株価は過大評価と警告
株価下落時の楽天・全世界株式、全米株式の騰落率を8資産均等型や世界経済インデックスファンド等のバランス投信と比較
『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』の出足の成績を楽天・全米株式、SMT米国株配当貴族、iFree S&P500・NYダウと比較




こぼれ話
楽天・全米株式インデックス・ファンド』の販売会社は、エイチ・エス証券、岡三オンライン証券、SBI証券、カブドットコム証券、ジャパンネット銀行、立花証券(ネットトレード ストックハウス)、松井証券、マネックス証券、楽天証券です(2018年2月9日現在)。楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)にもラインナップされています。

楽天証券では投資信託をスポット購入でも積み立てでも100円から購入可能です。また楽天グループの「楽天スーパーポイント」(期間限定ポイントは除く)で投資信託を購入できるようになりました。

少額かつポイントでお試しできるなら、投資が身近になりますね。手軽に投資できるようになっても将来の運用成績までは保証してくれないので、結果については自己責任という原則は忘れないようにしたいです。

楽天証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し信託報酬の安い順に並び替えてみました
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